cssnite Shift9 に参加しました(前半)
12/26 年に一度のweb系イベントでは(多分)一番大き「cssnite Shift9」に今年も参加しました。
3年前に参加してからは、毎年復習がてら参加することにしています。
私は自社サービスを持っている会社で、UX/UIデザイナーをしていて、デザインはもちろんマークアップもやるので、勉強できることはたくさん!
でもここに来て「知らなかった!」を発見するのはもちろん、「知ってること」の確認のための参加でもあります。
前にとあるセミナーに参加した時の先生が言っていたのですが、
「勉強会は知っていることが8割くらいの方が勉強になる」とのこと。
確かに知らないことだらけの勉強会だとついていけないかも。。。
自分の席の周り5人中私以外4人はディレクターさんだったり、マーケの方でした。
多分マークアップのセッションとか分からない単語ばかりだったんじゃないかな。。。
逆に私は普段UIデザインの情報はキャッチアップするようにしているので、プロトタイプの話とかは耳タコな感じでした。
個人的に勉強になったこと、思ったことなど、メモします。
デザインをデザイナーだけのものにしない
基調講演の長谷川さんのお話の中に、「プロセスを見える化しよう」という話があって、これは私も今年特に考えていたことだったので共感できました。
デザイナーがどんな風に悩み、考え、デザインをしているのか。周囲の人たちに説明することって大事なことだと思います。
デザイン8割で見せたい気持ちは私にもあります。
デザイン途中のパソコン画面とか本当に覗かないで欲しい…!
でも、途中で確認することで、最終的な手戻りが少なくなったり、結局は効率が良かったりするんですよね。
良いデザインを作る方法は、「たくさん失敗を繰り返すこと」だと思います。
失敗を恐れないことが大事。
古いブラウザの対応について
マークアップセッションでは一番最初に出てくるブラウザの話。
IE8がいよいよサポート終了に。
でもうちの会社もそうなんですが、クライアントが意外と古いPCのままで、古いブラウザもテストしないといけない…って結構よくある話だと思うんです。
そんな時にアップグレードしてくださいよって頼む時の説得方法が勉強になった。
「危険なブラウザをサポートして、何かあっても責任取れないので当然の対応」
なるほど。
サポート終了したブラウザ=危険なブラウザ
なんですね。
アクセシビリティとは「使える度」の「幅広さ」
アクセシビリティは自社のサービスでは、ユーザーがかなり特定されているので普段はあまり意識していませんでした。
でも、実際に目の見えない方がどんな風にサイトを使っているか目の当たりにすると、「わー!」っていう気持ちになりますね。
ユーザービリティは特定ケースでの「使える度」。
アクセシビリティは「使える度」の「幅広さ」。
っていうまとめかたは結構しっくりきました。
アプリとwebの境目が混ざって来た
サバサバしてて大先輩で大好きなデザイナー矢野さんのスマートデバイスセッション。
今回一番楽しめました!
アプリとwebのデザインの境界がなくなってきた話も納得でした。
今年のテーマはECサイト。
UIのレイアウトの違いも面白かったですが、やっぱりフォームの話はアツイですね。
知らなかったこととして、アマゾンのアプリは電話番号でアカウント作成ができるっていうのはびっくりしました。
専門学校の学生たちは、LINEをほとんど使うからメアド使ってないと!
メアド登録が当たり前だと思っていたので、びっくりしました。
でも矢野さんの補足で、まだ携帯電話番号の方が抵抗ある人もいるし、日本は携帯電話を個人情報として法的に決まってないっていう話もあり。
法的な話はよく分からなかったので、今度調べてみようと思います。
安心感を作るのもデザイナーの仕事
最終的に重要なのはブランディング。
ページの体裁が綺麗だったりすることで、企業に対する不安感を下げることもデザイナーの仕事だ、と。
デザイナーの役割多いな!
その分やりがいあるけどね。
長くなってきたので後半の感想は続きで。
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