勉強会レポート:クラスメソッド×RoomClip×ネイルブック DesignNight
勉強会レポートです。
昨日はこちらの勉強会に参加してきました。
クラスメソッド×RoomClip×ネイルブック DesignNight
個人的には最近よく使っている「RoomClip」アプリの裏側が知りたい!と思って参加しました。
望みを叶えるUIデザイン
横山さん@クラスメソッド
お話のすべてはこの一文に集約されてる気がしました。
「**目的を達成**するために、**機能がどのように利用**されていれば**期待する効果**が出るだろうか?
を考えるないと「つかってもらえるデザイン」にならない。」
——
普段考えている事の答え合わせな感じでした。
機能一覧とデザインガイドだけでUI作るのは危険だよって話にプラスして、
目的や利用シーン、ゴールイメージが依頼された時にない場合は、デザイナーからヒアリングすることが必要なんだと最近思ってます。
相手には目的や利用シーンがあると、もっと良いアイデアが出せるかもしれないから教えて!とポジティブな言い方で頼むのがコツ。
アプリを生み出す現場でのUI/UXデザイナー
高橋さん@RoomClip
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RoomClipについて
開発体制 エンジニア8人(iOS、Android、サーバーサイド)、デザイナー1人 とのこと。
すごいなあデザイナーさん1人で作ってらっしゃるとは。
そりゃエンジニアさんとのコミュニケーション色々試行錯誤していかないと大変そう…とご苦労が垣間見れました。
便利なツール
「PreviewCC」
フォトショップのデザインデータをスマホ実機にミラーリング出来るアプリ。
Skala PreviewのAdobe版っぽい。
同時に複数端末のミラーリング出来るらしく、MTGでデザインレビューする時はエンジニアさんにこのアプリを入れてもらって実機で確認してもらっているとのこと。
——
私は普段Sketch+Prottでデザインレビューしてもらってるけど、Photoshopでデザインしてる方には便利そうなツール。
600円かかるけどリアルタイムでSketchのデザイン確認が出来る「Sketch Mirror」もおすすめ。
組織の中のデザイナー
見た目が綺麗なものを作るだけではなく、ユーザー体験を考えられるデザイナーに。
「提案」が出来る人が求められる。
提案=手段を実行したらどうなるかの仮説を立てる
——
これも最近よく考えていること。
特にサービスのデザイナーはそうだろうな。
デザイン負債の返し方
星さん@ネイルブック
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ネイルブックについて
キータに事例あるので事例に興味のある人はこちらを見て下さいとのこと。
ちょっと開いたらすごい文字量でびっくりした。
あとでゆっくり読ませていただきます。
iOS - 女子向けアプリをほぼ男性エンジニアのみのチームで改善しているチームの働き方と利用ツール - Qiita
iPhone - エンジニアがディレクションをして1ヶ月維持率を入社から半年で15%改善した話 - Qiita
事例
実際の事例を交えてご紹介いただけたので参考になりました。
施策に目的とゴールの指標を事前に定めてやってらっしゃるのがすごい。
・検索のフローティングボタンよりも右上のボタンの方が利用された
・会員登録上げる施策 チュートリアルで何が出来るか伝えて5%アップ
・指標超いっぱいある、施策ごとに細かい指標立てる
・「♡かわいい」押してるユーザーのリテンション高いの分かった→一覧でもハート押せるように→3カラムから2カラムへ
・アンドロイドで試して良かったからiOSに
・細かい施策で一か月継続率45%→69.5%
・クラッシュ対応しっかり
・Sketch全員導入 コミュニケーションロスのため
・2週間で1度出す、揃って無くても出す
・レビューのやり方 ワイヤーとデザインカンプで2回、あとはリリース前にもモンキーテスト
一番びっくりしたのは、アプリのネイル画像一覧の読み込み速度はや!!
びっくりするくらいレスポンス良い。
これは実機で自慢したくなる訳だ…。
いつものデザイナーさん向けのイベントとはちょっと雰囲気が違って不思議な感じでした。
RoomClipのデザイナーさん&エンジニアさんに開発方法と、個人的な改善要望を伝えられたので満足!